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2017.09.15

『わが国の都市をめぐる今日的課題007』立地適正化計画

『わが国の都市をめぐる今日的課題007』

立地適正化計画

立地適正化計画とは、2014年の都市再生特別措置法の一部改正により法制化されたもので、国土交通省によれば、『コンパクトシティ・プラス・ネットワーク』のまちづくりを進めるべく、居住機能や医療・福祉・商業、公共交通等のさまざまな都市機能の誘導により、都市全域を見渡したマスタープランとして位置づけられる市町村マスタープランの高度化版です。

都市計画と公共交通の一体化を基本としたうえで、民間施設の整備に対する支援や立地を緩やかに誘導する仕組みを用意し、インフラ整備や土地利用規制など従来の制度と立地適正化計画との融合による新しいまちづくりを可能にするプログラムで、市町村の主体性と都道府県の広域調整により多くの市町村で策定によりされることにより、居住や民間施設の立地が緩やかにコントロールされ、市街地空洞化防止が期待されています。

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