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2017.07.04

『東京探索001』不動産視点から眺める銀座、今最も注目される「GINZA SIX」

『東京探索001』
東京には特徴的なエリアが数多くあります。銀座をはじめ、東京の気になるエリアについて、『東京探索』として時々取り上げ、私なりの目でご紹介していきたいと思います。
銀座(中央区・東京)は、全国に〇〇銀座という地名が数多くあるように、日本においても特別な場所ですが、今年の4月、「GINZA SIX」がオープンしました。これは銀座エリア最大の商業施設として、松坂屋銀座店跡地を含む街区と隣接する街区の2つの街区を一体的に整備する「銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業」によって完成したものです。
ラグジュアリーリテールを中心とする複合開発で、ファサードは「ひさし」と「のれん」をイメージしたデザインで、「観世能楽堂」が地下3階に入るなど、日本の伝統文化の発信拠点に相応しい施設となっています。商業施設は時代の変化に柔軟に対応できなければならないものですが、特にこのプロジェクトは、将来の模様替えやテナント変更にも十分対応できるように工夫されていると感じました。銀座エリアは各ブランドの旗艦店が次々に個性的なデザインで出店しており、「GINZA SIX」の誕生がどのような変化をもたらすか、注目していきたいと思います。

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