ブログBlog

2019.11.05

『東京探索047』渋谷エリア① 「渋谷大改造」の一つの節目―渋谷スクランブルスクエア第1期開業

『東京探索047』渋谷エリア①

「渋谷大改造」の一つの節目―渋谷スクランブルスクエア第1期開業

「ファッショナブルな街」のイメージが日本全国に定着し、アジア・世界の若者にも注目されている渋谷。ハチ公前のスクランブル交差点は「Shibuya Crossing」と呼ばれ、インバウンドの旅行者達が必ず訪れる場所になっています。そんな渋谷で今、2012年のヒカリエ開業、2013年の東急東横線地下化・東京メトロ副都心線との相互乗入れ開始を皮切りに、「100年に一度の大改造」が進んでいます。久しぶりに渋谷に来る人は、大胆な変わり様に目を見張ることでしょう。

渋谷駅は1885(明治18)年に日本鉄道品川線(後のJR山手線の一部)の駅として誕生して以来、鉄道・地下鉄各線が相次いで乗入れ、その度に乗換え動線を継ぎ足した結果、駅構造が複雑になり、一部の乗換え所要時間は長くてバリアフリー化も不完全でしたが、この「大改造」によって一気に改善されそうです。

2019111日の渋谷スクランブルスクエア第1期・東棟の開業に先立って、内覧会に行ってきました。地下化に伴って不要となった東横線渋谷駅の跡地に、47階建て、高さ230m、延床面積約181,000 ㎡の超高層ビルが建ったのです。低層部に商業、中高層部にオフィスやイノベーションスペースを持つ複合施設です。

周辺はまだ工事中ですが、宮益坂方向から見ると低層部の斬新な形のデジタルサイネージが目を引きます。地下2階レベルで東急田園都市線や東急東横線東京メトロ副都心とつながり、2階レベルでJR山手線や東京メトロ銀座線と繋がり、まさに、「アドレスが渋谷駅」です。

最上部には、「渋谷スカイ」があり、46階レベルの展望ラウンジ、屋上の青天井の展望スペースから、未来に向けて前進する渋谷や周囲360度が展望できます。クラウド・ハンモックに寝そべって空を見ると、得も言われぬ解放感が得られました。そんな渋谷の今昔をしばらく探索してみたいと思いますので、よろしくお願いします。

PAGE TOP