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2018.07.31

『東京探索015』虎ノ門エリア⑦「虎ノ門ヒルズ」は4棟合わせて80万㎡平米規模に

『東京探索015』虎ノ門エリア⑦

「虎ノ門ヒルズ」は4棟合わせて80万㎡規模に

虎ノ門ヒルズのオフィス棟の名称である「虎ノ門ヒルズ森タワー」は、現段階では東京で最も背の高いオフィスビルです。建物の高さですが、公称では247mと、東京ミッドタウンに1m譲る形となっていますが、実は255mあるという説があります。この奥ゆかしい数字公表の背景には、東京都に対して、「公共事業で東京一背が高いビルをつくること」への遠慮があったのではないかとの憶測もありますが、真相は定かではありません。

ご存知の通り東京では、2020年オリンピック・パラリンピックの前後に相次いで超高層ビルが竣工する予定で、高さの競争では近い将来にその座を譲ることになるでしょう。

虎ノ門ヒルズへの地下鉄からのアクセスは、現状では東京メトロ銀座線虎ノ門駅から徒歩5分ほどで、近年の大規模開発には珍しく、地下鉄と直結していません。しかし、近くを走っている日比谷線に「虎ノ門新駅」(仮称)を設置することとなり、2020年一部供用開始、2022年完成の予定です。

森ビルは、「虎ノ門ヒルズ森タワー」の直近にも、「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」(2019年完成予定、36階建て)と「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」(2021年完成予定、54階建て)の建設を進めており、さらに2022年には高さ265m、延床面積23万㎡超、容積率は2000%近くまで緩和を受ける「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を加えて、「虎ノ門ヒルズ」シリーズが完成します。4棟合計で延床面積は80万㎡規模、オフィス貸床面積30万㎡規模、商業施設は2.6万㎡規模、サービスアパートメントを含む住宅約720戸の一大ビジネス拠点となります。

この「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」には、環状2号線を主要ルートとして臨海部と都心部を結ぶバス高速輸送システム(BRT)のターミナルができる計画です。築地市場の問題で遅れないと良いのですが・・・

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